男性の不妊治療って何するの?

今では男性原因の不妊も珍しくありません。どんな治療をするかは症状にもよりますが、まずは病院での検査が第一歩です。

 

産婦人科もしくは泌尿器科、男性不妊専門クリニックが担当になりますが、病院によっては不妊治療を行っていない場合もありますので事前に確認が必要です。

 

まず行うのはどんな症状であっても検査です。

 

精液検査を最初に受けます。検査することによって精子の状態だけでなく、男性の健康状態がわかることもあります。検査で一番多く報告されているのは精索静脈瘤という症状です。

 

精索静脈瘤とは?

これはどういうことかというと精巣付近の静脈が血液の逆流により腫れてしまう状態を指します。静脈は血液の逆流が起こりやすい場所なのでこういったことは珍しくありません。

 

軽度の場合は漢方薬治療などで治るケースもありますが、重度の場合は手術をすすめられることもあります。

 

無精子症も多い症状

次に多いとされているのが無精子症と呼ばれるものです。

 

精子を作る機能が弱くなっているケースと精管がつまって精子が出にくい状態になっているケースが考えられます。

 

どちらのケースにしても手術で1つでも精子が採取できれば妊娠できる可能性があります。以前はこの症状があるというだけで妊娠を諦める方も多かったのですが、今は手術費用はかかるものの成功する確率が上がってきました。

 

TESE(精巣精子採取法)は日帰りで終わる手術で手術時間も1時間から2時間程度です。EDや射精障害などがある場合は仕事のストレスなど心因性の原因も考えられます。

恥ずかしさもあって相談しにくく、悩んでいる男性も多いはずです。カウンセリングや投薬治療で治るケースも多いので専門クリニックの受診がおすすめです。治療方法は病院によっても異なります。

 

手術の費用ってどのぐらい?

手術となると15万円以上かかる高額なものも多く、手術後のケアも必要となります。

 

手術以外の治療方法ももちろんあるはずなので医師と相談してみましょう。女性同様、男性も結婚の晩年化で妊娠しにくい状況があります。まずは生活リズムの改善や食事療法、たばこや飲酒の軽減などを試してみるのもいいでしょう。

 

ストレスの解消や運動を取り入れてみるといったことでも効果が出る場合もあるのです。こういった努力で男性ホルモンであるテストステロンを増やし、結果妊娠につながることもあるのです。

関連ページ

男性の妊活!気をつけたい3つのポイント!
最近「妊活」と言う言葉を良く耳にしますが、頑張るのは女性だけだと思っている人も意外と多い様です。実は男性不妊も多いと言われる現代で、男性も気を付けるべき点がいくつかあるのです!
男性は妊活への意識が低いって本当!?
男性の妊活への意識は女性と比べて低いといわれています。実際に男性は妊活への意識が低いのでしょうか?その実態に迫ります!
妊活中の男性に欠かせない食材とは!?
妊活をしている男性にとって、パートナーが妊娠しやすくするためにも、毎日の食生活はとても重要なものになります。妊活中の男性に欠かせないアイテムとは?
男性の妊活検査ってどこに行けば良いの?まさか婦人科!?
昨今晩婚化の傾向が高まるに従って、不妊治療に関する需要も高まってきました。他方、妊娠に至らない原因として、男性側に問題がある「男性不妊」についても広く知られるようになりました。男性不妊の検査をするためにはどこにいけばよいのでしょう?
男性の10〜20人が精子の問題を抱えているって本当?
今や日本どころか世界でも、カップルの不妊は大きな問題とされています。なかなか妊娠できない、その問題の半分は男性にもあると考えたことはありますか?今や男性の10〜20人に1人は、精子に何らかの異常があるって本当!?
男性は何歳まで妊活可能なの?
生理がなくなれば妊娠出来なくなる女性と違い、男性は射精が出来る限り妊娠出来る可能性はあります。しかし実は妊娠障害となる原因の中には、男性の精子の老化もあるのです。男性は何歳まで妊活可能なのでしょう?
精液検査ってどこでできるの?費用は?
妊活とは女性だけではなく男性の協力も必要であり、妊活のひとつとして精液検査は重要なファクターです。現在の不妊の原因は男性側、女性側共に同じく4割であり、精液の状態を確認することで男性側の状態を調べ、妊活の現状を確認することが可能です。しかし、実際に精液検査といってもどこで検査をし、何をするのか、どのくらいの費用がかかるものなのかと色々な不安要素はいっぱいあると思います。赤ちゃんを望むご夫婦にはそのような不安があってはいけませんので精液検査の内容や方法、費用について解説していこうと思います。
良い精子を作るには溜めすぎは良くない!?
膣内に射精された精子は、様々な障害を乗り越えて卵子に辿り着かなければなりません。元気のない精子では途中で力尽きてしまうので、いかに良い精子を射出するかが鍵になります。良い精子を射出する=精子を溜めるという考えをもっている方も多いのですが、溜めすぎは良くないとも言われています。どっちが正しいのでしょうか?
夫がED(勃起障害)だと妊活は無理!?
妊活において夫婦で排卵日にタイミングを取る事は基本ですが、夫がEDすなわち勃起障害の場合タイミング法は難しくなります。夫がEDの場合、妊活は無理なのでしょうか?
妊活男性はAGA治療薬(フィナステリド)に注意!
妊活男性にとってAGA治療に用いられるプロペシアに含まれるフィナステリドは危険だと言われています。現在日本ではAGAに明らかな効果があるとされている内服薬としては、MSD株式会社から発売されているプロペシアのみです。年齢が大きく関係してくる妊活もそうですが、薄毛に悩む男性にとっては薄毛の改善も早急に対処したい課題です。そんな二つの悩みを抱えている方の為に、ここではフィナステリドが妊娠にどれほどの影響を与えるのか見ていきましょう。