子宮内膜症は現代病?不妊女性の半分が子宮内膜症?

現代病といわれるほど増加している子宮内膜症は、およそ10人に1人の割合となっています。

 

子宮内膜症は完治する病気ではないので閉経まで長く付き合っていかなければなりません。この病気にかかると妊娠しにくいとされていますが絶対ではなく、無事に赤ちゃんを授かった人も大勢います。

 

この記事では子宮内膜症や妊娠する確率について説明しています。そして、妊娠した際に病気が発覚した場合の治療方法などにも言及しています。

 

子宮内膜症患者が妊娠できる確率は?

そもそも妊娠は子宮内膜に受精卵が着床することで、着床しなければ月経の際に剥がれ落ち、月経血と共に流れていきます。ところが子宮内膜の組織が卵巣や卵管などの子宮外にでき、剥がれ落ちても排出されずに臓器と癒着してしまうことがあります。

 

これが子宮内膜症なのですが、卵巣に子宮内膜が癒着すると排卵機能は落ち、また卵巣チョコレート嚢胞になると卵子が育ちません。

 

こういったことが不妊に繋がるのですが、軽度の人は治療しなくても5割の人は自然妊娠が可能といわれています。一方、重度の人は卵巣チョコレート嚢胞を取り除いてから不妊治療することが多いでしょう。ただし、嚢胞の大きさによって手術の有無が決まり、小さければ早めの妊娠を勧められることがあります。

 

嚢胞が肥大していた場合は腹腔鏡下手術によって取り除きますが、胎児や出産への影響は気にしなくていいでしょう。

 

子宮内膜症患者はますます増えていくのか?

ひと昔前までは10代で結婚・出産し、何人も子どもを産んでいましたが、現代では出産する回数が減り月経が止まる期間がほんのわずかになりました。

 

そのため、一生のうちに経験する月経は400回ほどで、ひと昔前と比べると10倍に増えたとされています。ですから、この病気が増えているのは当然といえるかもしれません。しかし、9割の人に月経血の逆流が起きているのにもかかわらず病気に罹る人と罹らない人がいますが、その原因はまだ不明です。

 

患者数は増えているといわれていますが、この病気に関する知識が医師や患者に広がり治療への道が広がったせいもあるかもしれません。高齢出産する人の年齢も今が上限とされているので、これ以上患者が増加していくことは考えにくいそうです。

 

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